スクールソーシャルワーカーのひとりごと

守秘義務に配慮して綴っています

研修課題に取り組んでエネルギーを得る

課題を後回し

私の所属する自治体は、県の研修が年に4回あります。

県任用のスクールソーシャルワーカー(以下SSW)は必須、

市町の任用の方は任意で参加できます。

近々行われる研修に課題が出ていました。

約3週間前にはわかっていたことなのに、下書きまでして放置。

ついイヤな事は後回しにしてしまう性分です。

恥ずかしながら、子どもの頃の夏休みの宿題は

夏休みが終わってもできていないような子どもでした。

いよいよ提出期限が迫り、

日曜日の今日、重い腰をあげて清書を始めることにしました。

偶然出合えた言葉

下書きを読み返すと修正したくなりネットで課題内容を検索しました。

課題内容は、

「SSWと教職員が協働していくために心がけたり働きかけたりしていること」

です。

そして、文教科学委員会調査室、鵜飼孝導氏の

「スクールソーシャルワーカーの導入

~教育と福祉の連携の必要性~」

という文書を見つけました。

その中に、

「子どもの心の問題については、

平成7年からスクールカウンセラー(以下SC)が導入され、

心理的ケア、コンサルテーション、学校への新たな視点の導入、

相談室という新たな居場所等で大きな効用はあったが、

その限界も見えてきた。」

と書かれていました。

エネルギーチャージ

 私は30代半ば頃から、SCを目指し大学に編入し心理学を学んでいました。

しかし、夫の海外転勤の帯同が決まり、大学を休学。

学びが中断されてしまいました。

本帰国後復学しましたが、復学前に学んだこととつながらず、

心理の道を諦めたのでした。

そんな中、偶然新聞記事で見つけたのがSSWでした。

SSWの方がSCよりきっと子どもにとってより良い支援を行える、

と、SSWの記事を見て思ったのです。

それが、上記の言葉に出合ったことで確信に変わりました。

SCにはできないことができることが

SSWの強みだと今は確信をもって言えます。

課題に取り組んだことで、エネルギーを得られた思いです。

もっと早く課題に取り組めば、

もっと早くエネルギーチャージできていたかも、です。

が、後回しにしてしまう性分は、もううん十年変わらないので、

死んでも治らないかも、です。