支援先を探す
私は自分の特性上同じことをぐるぐる考えて止まらないことがあります。
そこに気づけるようになり止められるようになりました。
しかし、今回のことは怒りがガソリンになってしまっているのか
あのときの児相の職員の「優先順位」という言い方
それによって傷つけられたお子さんのことを思うと
ついそのことが浮かび
次回の勤務までにできることはなんだろう
と考えずにはいられませんでした。
そして、ネットで検索し、
いくつか相談先を見つけることができました。
3か所に相談しましたが、1か所はスクールカウンセラーにつないだら?
と、的外れな助言をしてきてわかってもらえなさにもやもやしました。
2か所はLINE相談だったので返信がすぐにはこず、
先にきた支援団体には大変親身に相談にのってもらい救われました。
とはいえ、本人の希望が通るように支援する方法は見つけられないままでした。
2度目の児相面談
2度目の児相との面談での児相の回答は
現時点でお子さんの家を出たい希望は叶えられない、とのことでした。
お子さんは1回目のような弱々しさはなく、
児相の職員がまた何かあれば相談して、という言葉に、
相談したところで何も変わらないんですよね?と聞き返していました。
私も、この職員に何を言っても無駄ということを実感し、
多くをきくことはせず「ありがとうございました」もあえて言いませんでした。
大人げない態度かもしれませんが、
そんな態度をとりたくなるくらいこのお子さんに対応した児相職員の態度は冷たく
とても子どもの味方である公務員とは思えない態度でしたので
私は社交辞令でも「ありがとう」は言いたくなく「承知しました」にとどめたのでした。
「県民の声」を活用して改善要求
あの職員に何を言っても無駄なので、
その代わり「県民の声」から名指しで不満と改善要求をしました。
そして、管轄部署から研修を外部委託するなど検討するとの回答をもらいました。
また、私は、あの児相職員が本当に動いたのかが信用ならず、
問い合わせたという自立支援ホームや里親委託に関するところへ直接問い合わせました。
すると、児相から連絡はあったということで仕事はしたことはわかりました。
さらに、頼りにしていた支援団体に再度相談すると、
こういったことに詳しい大学教授に相談してまた結果を知らせる、
と伝えてくださり、それを聞いて私も相談できる大学教授がいることを思い出し相談しました。
それが、実は同一人物だった時には世間は狭いな、と思いました。
私の心配とは裏腹に
私はお子さんが心配でした。
家族との日常がしんどいから助けを求めたのに何も変えてあげられなかったことで
ますます落ち込んでしまわないかと。
なので、児相職員は一応動いていた事、
支援団体さんや大学教授から教えてもらったことを伝えようと、
私から面談しないかと持ちかけました。
まずは自分から一通り伝えると、お子さんは落ち込んでいるどころか
児相職員が言ったことを素直に受け止め、自分の未来を思い描くことができており、
凛とした佇まいでそれを話してくれたのでした。
レジリエンス力の高さ?ポストトラウマティックグロウ?
そんなことを思いながら、お子さんのたくましさに目頭を熱くしました。
これからもお子さんを応援します。