支援先を探す 私は自分の特性上同じことをぐるぐる考えて止まらないことがあります。 そこに気づけるようになり止められるようになりました。 しかし、今回のことは怒りがガソリンになってしまっているのか あのときの児相の職員の「優先順位」という言い方 …
小学校低学年のころから親のメンタルケア、 その後、家庭内が不穏になり、物理的にも乱れ、 生きているのがしんどくなった時もある、 ほかにも、このお子さんには傷つき体験が多くあり、 スクールソーシャルワーカー(以下SSW)の私につながったことで いた…
前年度にお願いされていた Aさんは不登校で、お母さん支援の必要があるからスクールソーシャルワーカー(以下SSW)にかかわってもらいたい、と言われたのは1年前。 当時、Aさんの保護者さんと連絡を取ってくれていた特別支援コーディネーターの先生が、SSW…
他害のあるAさん Aさんは多動で離席や好き勝手な発言が多いだけでなく、クラスメートを何の脈絡もなく叩いてしまうことがあります。 Aさんいわく、やっちゃいけないことはわかっているのに体が勝手に動くのだそうです。 「頭が痛いと思ったら、イライラ虫が…
小学生でも生きるのがしんどい 「生きていていいのかな…て思う」 「生きていていいのかな…て思ってた」 こんな声をときどき受け取ります。 中学生だけでなく、小学生でも口にします。 ここまで追い詰められてしまうのに、特に大きなことがないお子さんもいま…
朝8時前に電話 滅多にないですが、朝8時前に学校から電話がかかってくることがあります。 私は毎日出勤しているわけではありません。 出勤しない日はあえてアラームを切り好きなだけ寝るようにしているので、電話で起こされることもあるわけです。 それは…
このブログはスクールソーシャルワーカー(以下SSW)に関心がある方に届くといいな、との思いで綴っています。 ですので、守秘義務に配慮しつつSSWの活動内容がわかるように書いているつもりです。 そして、ありがたいと思うのは、忘れたころにぴょんと10…
レアケース スクールソーシャルワーカー(以下SSW)になってから、警察も入ってしまうようなケースに関わったのは3件。 その中で、被害者と加害者の家族の話し合いに参加したのが3回。 内2回は、いることに意味がある、と言えば聞こえがいいが、福祉の専門…
未然防止的活動 私たちスクールソーシャルワーカー(以下SSW)は、社会福祉士か精神保健福祉士の国家資格を持っている方が多いです。文部科学省がそれが望ましいとしています。 私は社会福祉士資格を平成29年に取得しました。SSWの活動を自信をもって行うた…
昭和はヤングケアラーが当たり前 昭和30年代くらいまでは「ヤングケアラー」だらけだったんじゃないか、と思います。 そうでないと家庭内が回らない時代だったのだと思います。 以前、「きんさんぎんさん」の自伝を読んだのですが、水道がなかったから水く…
登校渋り Aさんは登校を渋り泣いてしまいます。 Aさんの保護者さんはそのことだけに困っているようでした。 実際の学校生活は、朝の渋りだけが課題なのではなく、 ちょっとしたことで活動が止まってしまうことなど、 学校生活がスムーズに遅れていないところ…
「~しなさい」は使わない お子さんの気になる表れがある親御さんには共通点があるように思います。 それは、「目の前のお子さんに合ったかかわりができていないこと」です。 自分自身もうまくできなかった親の一人です。 私は3人子どもがおり、第1子長男、…
SSWの活動の一つ「アドボケイト」 スクールソーシャルワーカー(以下SSW)の活動の中に「アドボケイト」があります。 アドボケイトとは、自分の考えを主張できない方に代わってその方の思いを伝えること、また、伝える人のことを指します。 子どもは、親や先…
「なんでもそうだんいん」と書かれた名札 A校での私の名札には「なんでもそうだんいん」とひらがなで書かれています。 その下に、その字より小さく「SSW」と私の名前がひらがなで書かれています。 小学1年生でもわかるようにという配慮だと思いますが、 ひら…
無意識に振り返る 私は振り返りをしよう!と意識しているわけではないのですが、 気づくと毎回面談を振り返っています。 うまくいったな、とか、あそこはもっとこうすればよかった、とか、 あれやこれや次々に思考しています。 ADHDで思考が多動なので自然に…
始めに伝えておきます。 今回は愚痴っぽい内容です。 私は勤務校が遠くてどうしよう、という話です。 A校への片道は1時間ちょっと。 A校は拠点校ではないため、依頼のあるときだけの勤務です。 その日は、お子さんとの面談のためだけに向かいました。 が、お…
A教頭先生は、スクールソーシャルワーカー(以下、SSW)をどう使おうか考えてくださる先生でした。 昼休みだけ見回ってほしい、 〇〇親子が来校するからそのタイミングにいてほしい、 月に1回連絡会やるから出てほしい、 先生たちと一人ずつ面談してみない?…
子どもの声を聴きたい 私は、保護者や先生、支援員など、主に大人の話を聴くことが多いです。 その話の中心はお子さんですので、間接的にお子さんを支援していることになります。 しかし、お子さんが〇〇と言っていた、と保護者から聴いてたとして、 それが…
入院してしまったお子さん 私の中学校での勤務は、 依頼があった時と月に1回程度生徒指導部会に参加することです。 生徒指導部会で名前が挙がったお子さんで、スクールソーシャルワーカー(以下SSW)がかかわった方がよさそうなお子さんについては、その場…
中学生でやっとつながる Aさんは小学生の頃から母親との関係に悩んでおり、 担任の先生やその他の先生たちに話を聴いてもらっていたのでした。 私のとしては、この段階でSSWにつないでほしいと思うわけですが、 学校としては、教員でまず何とかしたかった思…
精神疾患のある親 精神疾患を持ちつつ、子育てをされているお母さんと出会うことがあります。 私と出会ってまもなく疾患について話してくださる方もいらっしゃれば、 何年も経ってから実は・・・と話してくださる方、 また、お話を聴いている中で、このお母…
話しやすいと思われるレベル 傾聴って奥が深く、私には難しい、との思いがあります。 傾聴は難しいけれど、「この人話しやすい♪」って思われるレベルの聴き方には 自分は達していると思うし、 それに関しては自信もあると言ったところで、 学校やその他で「…
私は二つの自治体のスクールソーシャルワーカー(以下SSW)です。 それが今回の講師の決め手となったようです。 この二つの自治体は○○圏域として一まとまりとなっているようで、 両方の自治体の実際の子どもの様子をよく知る人を講師としたかったようでした…
子どもの権利が守られているか 世界中の子どもたちすべてが持つ権利として 「子どもの権利条約」は1989年に国連で採択されました。 日本は1994年に批准しています。 「子どもの権利」には四つの原則があります。 ・守られる権利 ・意見を表明する権…
子どもは親や家庭を選べない 私のスクールソーシャルワーカーとしての一番の目標は、 「すべての子どもたちが幸せであること」です。 そして、学校は幸せになるために様々な力をつけられる場所だと思っています。 残念ながら、子どもは親や家庭を選ぶことが…
親は子育てのプロではない A先生は不登校のBさんのお母さんの養育力の低さが気がかりで、 お母さんにがんばってもらいたいようでした。 それに対し私は、 先生方は皆、子ども達のより良い成長を願い動いてくださるプロだけれど、 親たちはプロではないし、な…
教室に入れない子のための部屋 私が勤務する学校には教室に入れない子のための部屋があります。 その部屋にいる子どもたちと仲良くなってほしい、と、校長先生に言われているので、 面談等入っていないときは顔を出すようにしています。 人は接触回数が多い…
お腹にいるときからDV Aさんの母親は、夫から経済的締め付けや暴言暴力がある上、 ワンオペ育児を強いられていました。 それは、Aさんがお腹にいたころからだと言います。 その後、性行為の強要もあり、結局離れられないまま後に二人の子を産みました。 3人…
教室を無断で出るAさん Aさんは何も言わずに教室を出て行ってしまいます。 理由はいろいろです。 出て行ってしまって行方が分からなくなると心配です。 担任も支援員さんも困っていました。 その困り感を担任、支援員さん、それぞれと共有し、助言していまし…
ヘアカラーは体に良くない 本人の意思なのか、親の趣味なのか、 髪を染めたり、縮毛矯正をしている子どもを見かけます。 私の勤務する小学校中学校でもそのような子がいます。 私は、ヘアカラーやパーマ剤は体に良くないこと、 また、頭皮は薄いため成分が体…