スクールソーシャルワーカーのひとりごと

守秘義務に配慮して綴っています

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

それぞれの捉え

SSW(注1)の扱う案件は多岐ですが、 私が今のところ扱っている案件で一番多いのは登校渋りを含む不登校です。 不登校に至るということは、すでにいろいろな問題点が複雑に絡んでいたり、 その問題が根深かったりと、どうしようもなくなった状態になっている…

教育委員会からの指導

スクールソーシャルワーカー(以下SSW)の仕事を始めて1年半経ちました。 この仕事では感謝の言葉を伝えていただけることが多く、 精神的に脆弱な私にとってありがたい環境だと思っています。 しかし、ここにきて、 自分としては問題ないと思い発言したこと…

さりげなく繋がる

スクールカウンセラー(以下SC)は相談意欲を既に持った方を対象としますが、 スクールソーシャルワーカー(以下SSW)は相談意欲がない方たちと、ある意味介入的につながっていくこともしています。 例えば、お子さんが登校を渋っているがお母さんに相談意欲…

担任を労う

「違うでしょ~!!」 運動場から怒鳴るような大声が聞こえます。 校内巡視中であった私はすぐに運動場へ向かいました。 今年度、年度当初から気になっているこのクラスは、 発達に偏りのあるお子さんの割合が高く、 担任の先生は大きな声で指導することが多…