スクールソーシャルワーカーのひとりごと

守秘義務に配慮して綴っています

技術向上のための悉皆研修

さぼれない席&さぼれない役割

私が任用されている自治体は、年に4回技術向上のための研修があります。

研修は毎回指定席です。座席表に目をやると、なんと一番前であり、講師席の目の前、その上私の名前のところに七夕にちなんでか星マークがついており、その星マークはグループ演習でファシリテーター役の方の印とのこと。

前のブログにも書きましたが、最近はモチベーションが下がっていて、研修会場に到着したのもぎりぎりでした。

そんな私に神様からの「喝」が入れられたような気持になりました。

講義は動画が良い

とはいえ、研修講師は私がスクールソーシャルワーカーを始めた4年前から変わっていないので、同じような内容の講義が4度目となりました。

正直、耳だこで、今更その話を聞くのは時間の無駄では?と思えています。

講義の中でICTの活用による業務の効率化の話が出ていたけど、講義は各自動画視聴しレポート提出で良いのでは?と思いました。

もう何度も同じ話を聞く私たちは1.5倍速で聞くなど効率よく時間が使えます。

また、例えば2年目までは対面で講義を聞き、質問を受け付ける形にすると、より有意義に思いました。

演習は刺激的

アセスメントと支援についてのグループワークでは、グループ内の皆様の多様な意見が刺激的でした。

課題と思われる事象に対するストレングスを対応させる情報整理のやり方は、具体的な支援を考えるにあたり効率が良いと思いました。

また、発表してくれたグループの内容で、私たちのグループでは出なかった内容があり、視点を広げることができました。

逆に、代表グループの発表では出なかったことを自分たちが考えていて、それに対し講師からお褒めの言葉をいただけたことは自信につながりました。

アセスメントして支援について考えるのは、私にとってとても満たされる時間です。

現場でも、このような時間が取れるよう働きかけ、実践を繰り返すことで、学校に支援システムを残せるとよいと思っています。