スクールソーシャルワーカーのひとりごと

守秘義務に配慮して綴っています

イラつく⇒改善要求

イラっとすること

スクールソーシャルワーカー(以下SSW)として活動している時の私はポーカーフェイスです。でも、人間ですもの、心は揺れ動いています。イラっとすることもあります。

教室に入らないAさんを「一人にしない」という教職員の共通理解のもと、私はAさんの近くで安全を見守りつつ、Aさんとかかわっていました。そこへB先生が突然やってきて、Aさんと何時に教室へ戻るかを約束しその場を離れようとしました。そのとき、私にもその場を離れるように手招きをしたのでした。私はこのときかなりイラっとしました。なんで私が管理職でもないB先生から指示をされなければならないのか?と。

教育職と福祉職は並列

私は、SSWは福祉の専門職として教職員と並列の関係だと思っています。しかし、B先生の認識はSSWは教員が指示すべき職員という認識、つまり、SSWを下に見ているということが「SSWへの指示」という行動から推察されました。

私がB先生に対してマイナスな感情をもった出来事は今回だけではなく、以前に2度あります。1度目は、B先生のクラスに私の担当するCさんがいるので見に行った時のことです。廊下からCさんの様子を観察していると、Cさんが私に気づいてずっと私の方を見ていました。Cさんを授業に参加させるために私はCさんの横にしゃがみ、一緒に授業を受けていました。B先生の説明が終わり問題を解くとき、B先生は説明が終わるや否やCさんに近づき、私がいないかのような態度で問題の解き方を個別指導したのです。2度目は、職員室で私が事務的な作業をしているときです。私の座る椅子にぶつかったのに何も言わなかったのです。

理解されなくても

以前の2度のことについては、自分の思い過ごしの可能性もあるので胸に秘めていましたし、今後も管理職に伝えるつもりはありません。しかし、今回のことは管理職に伝え、改善を求めたいと思っています。私は、SSWとして目的を持って行動しており、それが教育職と同じにならないこともあります。そこを認めていただきたいと思っています。幸い、管理職はSSWの専門性を理解してくれていると感じています。B先生がSSWの専門性を理解することは難しいかもしれませんが、私がしている支援を見守るという行動にシフトすることはしてもらえるのではという期待をしています。