スクールソーシャルワーカーのひとりごと

守秘義務に配慮して綴っています

ピアスーパービジョンで高め合う

勉強会で得られるもの

私はスクールソーシャルワーカー(以下SSW)仲間が

定期的に開催してくれる勉強会に参加しています。

この会はピアスーパービジョンにもなっています。

私たちSSWは、学校に入ると一人職です。

福祉の視点で活動するのは自分しかいなく、

日々出会う事例にどう支援していくかの福祉的視点を常に求められています。

学校での勤務時、その時に思い浮かんだ自分なりの最善をお伝えするのですが、

他になかったか福祉職仲間に意見をききたくなることもあります。

そんなとき、この仲間たちにも助けられています。

勉強会のとき、困っている事例を出し合い、意見を伝えあうことをしています。

その際、新たな視点をもらえることもあれば、

やっぱりそれしかないのか、と良い意味で諦めがつく、

といった心持となり気持ちが楽になる、ということもあります。

そういった意味では、グループセラピーになっている側面もあるように思います。

こうして、心地よく支え合える場を作ることができるのが福祉職の良さだと思っています。

また、事務処理的な事なども情報交換することができています。

私は半年に1回提出する書類について困っていましたが、

私より長くSSWの活動をされている先輩SSWに助言していただけて参考になりました。

一人で頑張っているSSWさんに伝えたい

これをお読みになっているSSWの方でもし一人で頑張っている方がいたら、

私は誰かとつながることをお勧めします。

私がお世話になった社会福祉士の専門学校の先生が、

「まずは私たちが幸せにならないと。そして幸せとは(よい)つながりがあること」

とおっしゃっていました。

私たちSSWがSSW仲間とよいつながりを持てずに

先生たちをチームにすることができるのでしょうか。

まずは福祉職である自分が「つながり」の良さを体感し体現する、

そこを大事にする必要があると思っています。