わが子のために
「コーチング」という言葉に出会ったのはおそらくおおよそ15年前だと思います。
私は3人のわが子の子育て真っ最中の時は、自分の興味関心に従っていろいろな市民講座を受けていました。
その一つにコーチングがありました。
コーチングの講師は女性で凛としたという表現がぴったりくるたたずまいを持った方でした。
髪を振り乱して子育てしている自分にはまぶしく見えたことを今でも覚えています。
それぐらい、コーチには良い印象を持っていました。
その後は本などで独学し、自分なりに実践してきていました。
次女が高校生の時、高校で保護者向けのコーチング講座を受けたこともありました。
対面で学んだのはこれが一番直近となり、約10年前のことです。
今はかかわるお子さんに対しコーチング技術を意識しています。
お金を払っての受講
スクールソーシャルワーカーの活動をしている中で、教員に他するコーチングの必要性を感じるようになり、今回きちんとお金をかけて学ぶことにしたのでした。
基本事項は知っているし、すでに実践していることなのでお金をかけることに躊躇しましたが、コーチングスクールで学ぶとなると基礎から順に学ばなければならず、正直もったいない気持ちもありつつの受講でした。
実際受けてみると、人から学ぶ価値を感じることができました。
講師からはもちろん、共に学ぶ方々から教わる自分にない視点が、自分の視野を広げ、自己基盤がさらにしっかりしていくように感じられました。
学校にコーチングを
いまは情報化社会と言われ、先人の知恵は役に立たないことも多くなっています。
皆で多様な視点を出し合う中で起きる化学反応的な対話の中で、気づかなかったやり方を見出すようなことが必要です。
それを、子どものうちから体験させてあげてほしいと思うのです。
先生たちにまずはコーチングスキルへの関心をもってもらうために、自分がコーチングスキルを使いこなせるようになりたいと思っています。
そのために、スモールステップで身につけていこうと考えています。